Last Updated: 2006/8/9(水) 21:45 |
るるの横顔・前顔・変な顔
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ルルとの出会いは不思議でした。
1999年の3月です。私は元夫と団地の3階に住んでいました。
ある土砂降りの寒い昼、どこかから猫の鳴き声が聞こえて来ました。何処からか窓の外を見てもわからない。でもいつまでもいつまでも鳴いています。声もかすれて必死で助けを求めてる声。何処〜?とよく見ると目の前の木の上に小さなグレーの猫が、降りようとしては諦めて、降りようとしては諦めてなき続けています。私はどうしていいかわからずに、カツオ節を持って木の下まで行きましたが、ずぶ濡れの猫は怖いのか降りてきません。っていうかどうやって登った?というぐらい高い枝の所で丸くなってます。あまりにも上にいるので私も登れません。どうしようー!?
猫を飼ってる友人に電話すると「凍死するかも」と言われあせりまくりました。
で、私は意を決して生まれて初めて警察署に電話しました。
警察官の方が二人来て下さり、一人は木にはしごをかけて登り、もう一人と私は下でブルーシートでもし落ちた時に受け止める準備をしてました。
怯えて更に上に逃げようとする猫を警察官が大格闘?の末捕まえて、何とか下に下ろしたけど、猫はぴゅー!!と走り去って行きました。
私は家に連れて帰るつもりだったので残念でしたが、警察官の方にお礼を言って家に帰りました。
それから1週間後、夜仕事から帰ると、なんとその猫が家の前にいたのです。
私の家は団地の3階。
なんでここに来たの?!
助けた人の家がわかったの?
なんで?
今でも不思議。私は迷わず家の中に入れました。
猫と暮らした事が無かったのでとりあえず牛乳と鰹節をあげたら、グルグル言いながら一気に食べました。
「この音何やろ?ずっとグルグル鳴ってる、止まらへん。」と不思議でした。今思えば、嬉しくて大グルグルだったのですね。
次の日ホームセンターで猫のトイレを買って来ました。しかしそれは犬のトイレでした。猫は砂でトイレするって知らなかったから・・・。
それからルルとのてんやわんやの生活が始まりました。
私は物心ついた頃からずっと犬と暮らして来ました。5歳〜18歳までパピ、18歳からはろろちゃん。(注:ろろちゃんは2004年天使になりました。今は四郎という犬がいます。)
だから犬は大好きで「私は犬派!」と思ってたんだけど、今はどちらも大好き。
猫ってなんておもしろいんだろうー何でもチョイチョイさわるこの手は何ー?
さっきまで走り回ってたのにもう寝てるのー?
なんでキックしかけてくるのー?
もう癒される事は滅多になく、振り回されてる状態ですが、るるのお陰で楽しく暮らしています。
元夫もるると別れるのがかなり辛かったみたいで泣いてました。
るるにとって大切なパパと引き離して悪かったなあと思います。でも新しいパパも可愛がってくれるから良かったね!私が責任持って幸せにするからね!
不思議な出会い・・これは神様が結びつけてくれたんだね。ずっと私が守っていくからね。うるうる。
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